10. 天沢履(てんたくり)
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キーワード:虎の尾を履む
卦辞
象伝 |
初爻 | あるがままの心で、ひとりわが道を実践せよ。進んで行なっても問題はない。 |
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二爻 | ひとり坦々と道を行く。誘惑や喧騒に心を乱されなければ、正道を得て、吉。 |
三爻 | 片目、片足でありながら人並み以上の視力、脚力があると自惚れている。こういう具合なので虎の尾を履んでしまい、ガブリと噛み付かれる。凶である。並みの武人が総大将になったようなものだ。 |
四爻 | 虎の尾を履むような危険はあるが、おそるおそる慎重に行動すれば最終的には吉である。 |
五爻 | 強引に決断する。このような態度では正しい行為であっても危険がともなう。 |
上爻 | これまで行ってきたことを振り返り、じっくり反省する。つねに正・善に立ち帰ることを心がければ大いに吉である。 |